お色気アイドルも10年周期で現れる
日本には10年周期で女性スーパーアイドルが現れると以前記事に書いた。お色気アイドルも10年周期で現れるのである。
10年周期の半ば(X6)年は、木星と土星が90度の位置関係(スクエア)を作る。この年には、お色気を前面に出したアイドルがブレイクする。彼らは日本中にお色気を振りまき、社会をピンクなムードに染めるのだ。彼らは決して音楽性で劣っている訳ではないが、そのお色気が10代の少年少女に大きな影響を与えるという特徴があるのだ。
2006年 倖田來未 2005年6月「Butterfly 」をセクシーな衣装で歌い、「エロかっこいい」という言葉を広め、女子高生を中心に人気が大きく拡大する
1996年 安室奈美恵 1995年10月エイベックスへ移籍、小室哲哉プロデュースの「Chase the Chance」でミリオンセラーを記録。セクシーな衣装とダ ンスで人気を得、1996年以降ミリオンセラーを連発、「コギャルの教祖」と評され、女子高校生を中心とした信奉者「アムラー」を生み、社会現象となった。
1986年 おにゃん子クラブ 1985年7月「セーラー服を脱がさないで」でデビュー。「およしになってねTEACHER」などのヒット曲で女子高生お色気路線を展開。主に男子高校生からの熱狂的な支持を受け、社会現象になった。
1976年 ピンクレディー 1976年8月、「ペッパー警部」でデビュー。大胆に太ももを開いたりする激しくセクシーなダンスを行い、日本中にピンクレディーブームを起こす。当時の子供たちが振り付けを真似をした。
1966年 山本リンダ 1966年9月、「こまっちゃうナ」でデビュー。少女モデル出身の美貌で舌っ足らずに歌い、一躍国民的アイドルになる。当時としてはセクシーなミニのドレスで振り付けを踊り、低年齢層に人気が出る。
ヒットの周期という観点からは、これは10年ではなく5年周期なのである。つまり、10年周期の初め(01~05)年にスーパーアイドルが活躍し、彼らの人気が5年後に衰退する頃に、10年周期の半ば(06~00年)お色気アイドルが現れ、活躍するのだ。
これらお色気アイドルは、必ず5年間売れ続け、セクシーなダンスを躍る訳ではないようだ。しかし、そうした場合、60年代後半のレ・ガールズ、80年代後半の本田美奈子・中山美穂や荻野目洋子、00年代後半のPerfumeやAKB48の様に、必ずその時代のお色気アイドルに足りないセクシーさ、ダンス、ヒット期間を補うアイドルが他に現れるのである。06~00年がお色気とダンスが世間に溢れる時期だからである。
キャンディーズは1972年にデビューしたが、セクシーな衣装を着て「年下の男の子」を歌いだしたの1975年の半ば位からである。ウィキペディアによれば、1975年に事務所の方針変更でスーが中央からランへと変わったが、この時にお色気路線に変更したのではないか?
2000年にSPEEDが解散し、2001年以降にモーニング娘。が失速したのも、すでに時代がお色気&セクシーアイドル周期から、本格的歌唱力と個性が脚光を浴びるスーパーアイドル周期へと移り変わっていたからなのだ。
また世界的に見ても、80年代中頃のマドンナ、90年代中頃のスパイスガールズ、00年代中頃のビヨンセと、ティーンに大きな影響を及ぼすお色気アイドル周期は存在するようである。
スーパーアイドルは10年周期で現れる http://blogs.yahoo.co.jp/matrix80811/43324409.html
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