凍傷の治療と火傷の治療
3人のパーティーで冬山に登った時に高い積雪に阻まれ体力が尽き、リーダーだったその人を残し他の2人がダウンしてしまった。リーダーはキャンプを雪洞を掘り、倒れた2人を引きずって入れて凍傷の治療を行った。
手がかじかんで動かないので30分かけて歯で噛んで登山靴のヒモをほどき、靴を脱がせる。なんとか手の感覚が戻った時点で湯を沸かし温度計を使って36~37℃にして足を湯に漬ける。
茶色に変色した足先が白い色になったらOKで、黒く変色したらもうダメで切り落とさなければならない。凍傷をいきなり熱い湯に漬けるのは厳禁で必ず人肌の湯で温めなくてはならない。なので、冬山に登る際は温度計は必須なのだそうだ。
3人は雪洞でビバークした後に体力を回復し無事下山した。
西シベリアの凍傷の予防と治療
https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/field_linguistics_siberia31
明治時代に対ロシア戦対策に雪中行軍を行い遭難し約200名の犠牲者を出した青森県の八甲田山 雪中行軍の資料館
https://yamap.com/activities/2300835/article
凍傷を免れた地元の兵士は、唐辛子を砕いた粉を足指の間に入れ、湿気を防ぐために足を油紙で巻いて無事生還した。手足の末端の血行を良くする事と靴の中で凍結する水分を防ぐのが凍傷予防の秘訣らしい。
火傷の治療は流水に20分以上つけて冷やすのがベストらしい。
Sukuna@SukunaBikona7(外科・救急)
2021年12月5日
熱傷の初期対応は流水につけて冷やすというのはコンセンサスとなっているけれど、冷却時間についてはまだ意見が分かれているが、最近は20分以上冷やしたほうが治癒期間短縮や瘢痕改善につながるというエビデンスが出てきているのね。
Sukuna@SukunaBikona7(外科・救急)
2021年12月5日
洗面器などに流水を注ぎ、溜まった水に熱傷部位を流水が直接当たらないように浸け、数分から20分以上冷却。
浸けるのが難しければ濡れタオルを置き、温まるたびに交換。
氷は使わない。
冷却後は清潔なガーゼやタオルに包み、医療機関受診。
というのがちょっとした熱傷の初期対応としてベストなのかね
とと@OHhnO6RFssMYfMr 12月5日
返信先: @SukunaBikona7さん
留学中に100度の熱湯を足にかけてしまい、体から熱が抜けるまで2.3日くらい氷水に足をつけてました。全然熱が取れなくて辛かったですが、熱が落ち着いたら市販の塗り薬を塗ってたら火傷の皮膚が脱皮して綺麗に治りました。今思うとよく治ったなぁと思います
MadamTOKO光る星英語多読習慣化サポーター書籍@MadamToko 12月6日
返信先: @SukunaBikona7さん,
学生時代の電子回路を作る実験でコテの熱々の部分を鉛筆を持つ要領で握ってしまい、親指、人差し指、中指が白く焼け(一部茶色)しまい、保健室に駆け込んだところ、30分は冬の冷たい水道水で冷やしました。2週間ほどは鉛筆が持てませんでしたが、後も残らずきれいになりました。
https://twitter.com/SukunaBikona7/status/1467488497133301760


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